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南魚沼市議会映像配信

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  • 令和3年6月定例会 6月8日 本会議 一般質問
  • 南魚みらいクラブ  吉田 光利 議員
女性の働きやすい職場環境について
 女性の社会進出に伴う活躍は目覚ましいものがあり、日本の女性は世界と比べて大学の進学率も高く優秀である。労働人口の減少が進む中で、経済成長の底上げを考えると、女性の社会進出への期待はますます大きいものがある。
 しかしながら、出産、子育てを機に離職する割合が7割という事実がある。また、雇用を継続し復職したとしても、親の介護が必要となったときに、一般的に介護に当たるのは男性に比べ女性が多いのが現実である。
 これは社会の意識と仕組み、また家事、育児、介護への支援等に対する環境整備が遅れているためである。いろいろと報道されているが女性の社会進出の一例として、企業の女性役員比率が先進国中44位という圧倒的に低いデータが示されている。また、新潟県の女性管理職比率は全国43位であり、後進県であることが最近大きく報道された。
 南魚沼市では官民ともに働きやすい職場づくりを推進して、積極的に女性の採用、管理職の登用を進めていることは理解しているが、さらなる女性の働きやすい環境改善が、最大の課題である人口減少、少子化の対策につながると思う。
 そこで、以下について市長の所見を伺う。
(1)女性の社会進出への環境整備として、学童クラブ・保育園の受入体制の実情と課題は。
(2)親の介護により、やむを得ず職場を離れる実態と、介護施設の受入状況はどうか。
(3)女性が出産や介護を機に離職せず継続して働く環境をつくるために、他市町村と差別化した支援策は。
(4)政府は女性の管理職比率30%程度を目標としているが、南魚沼市の実態と目標は。